職場の人と連絡を取る時、今でも電話やメールを利用している人は多いでしょう。
とはいえ、職場環境によってはLINEを利用することも最近では増えてきているのではないでしょうか。
しかし、便利な反面、プライベートなコミュニケーション用と捉える人が多いLINEでの連絡を職場の人との連絡に使うのにストレスを感じる場面もきっとあるはず。
そこで今回は、煩わしい職場の人とのLINEについて、対処法をご紹介していきたいと思います。
職場の人にはLINEを教えないのが一番
当たり前と言えばそうですが、職場の人とのLINEに煩わされない一番の方法は、そもそもLINEのIDを交換しないことでしょう。
とはいえ、交換を断ってしまうことで角が立ったり、職場の人との人間関係に影響が出てしまうのも怖いですよね?
やんわり断る方法としては、そもそもLINEはやっていない、もしくはほとんど利用していないと伝えるか、業務に必要な事柄については電話やメールでの連絡をお願いするなどでしょう。
LINEの交換を頼んでくる相手以外の人にもこれまでIDを教えて来なかったのなら、職場の人とは一切交換しないことにしている、とキッパリ断ってしまうのも手かもしれません。
それでも断りきれずIDの交換に応じてしまった場合は、次の項目で対処法をご紹介します。
職場の人とのLINEが煩わしい時の対処法
夜遅い時間や休日に職場の人からのLINEでリフレッシュタイムを阻害されるのはイヤなものですよね。
また中には職場の異性の人からプライベートについて深掘りしてくるようなLINEに悩まされている人もいるでしょう。
ここからはそんな時に有効な対処方法を見ていきましょう。
メールや電話での連絡を徹底する
LINEのID交換を断る方法の一つとしても挙げましたが、すべての連絡をメールや電話に徹底する、という方法があります。
ID交換後すぐに「LINEはほとんど見ていないので仕事に関する連絡はメールか電話でお願いします」と伝えておくのも有効でしょう。
この方法を取った場合、本当に必要な連絡はメールや電話等で対応しているわけですから業務上支障も出にくいのがメリットといえます。
また、メールや電話のみに一本化することで、あなたからはLINE上では連絡が返ってこないというイメージも定着し、未読無視もしやすくなりますから、徐々にLINEが届く頻度が減ることにも期待できます。
未読無視
職場の人からのLINEが煩わしい時に取れる手段としては、未読無視するという方法もあります。
相手からメッセージが届いてもトーク画面を開かず、放置しておくわけです。
というのも、相手から既読の通知が見えていなければ、あなたが返信しなかったとしても、LINEに気づかなかったと言い訳することができます。
ただし、うっかりトーク画面を開いてしまった場合、既読無視してしまうことはおすすめしません。
既読無視の状態は、どうしてもLINEに気づいているのに無視したというマイナスの印象を相手に与えてしまうからです。
誤って既読にしてしまった場合は、何かしら返信しておくようにしましょう。
職場の人からLINEは通知はオフにしておく
LINE上では、個別のアカウントやグループトークに対して、メッセージが届いた時に通知が出るようにするか否か設定することができます。
煩わしいと感じている職場の人からのLINEが届いたという通知が出ればそれだけでもストレスになりかねませんよね。
通知設定をオフにしたとしても相手にバレることはないので、ストレス軽減のためにも通知は切っておきましょう。
スタンプのみで返信
LINEにはさまざまな絵柄・キャラクターのスタンプがあり、一言メッセージの代用としても使いやすいものが多数あります。
都度返信を打つ手間も省けるとともに、スタンプが来たということは会話終了の合図であると捉えている人も多いため、ほぼ自然と職場の人とのLINEを終わらせることができるでしょう。
ただし、よほど親しい間柄ではない限り、先輩や上司に対してスタンプを送るのは失礼だと捉える人もいますので、使用する相手には注意した方が良いでしょう。
忙しいことを伝える
オーソドックスな方法ではありますが「忙しいので」と相手に伝えるのも手です。
今立て込んでいるので後ほど連絡します、と伝えおけばLINEを放置しても仕方ないと思われやすいのでそれだけでも気が楽になるかもしれません。
また、未読スルーと併用するなら、相手に問われた時に忙しくてLINEを開けなかった、と言い訳しても良いでしょう。
ただし、もし仕事に関する内容や緊急性の高いLINEについては、業務上支障が出る可能性も高いので、本当に忙しいのだとしてもやはり返信しておいた方が良いでしょう。
まとめ
職場の人からのLINEに煩わされている方に向けて、今回は対処法をお伝えしました。
もちろん最初からLINEを交換しないのがベストではありますが、やむを得ず交換せざるを得なかった時の手としてぜひ参考にしてみてください。
なお、あまりにハラスメントとも捉えられそうな酷いLINEが届くようであれば、上司や会社のコンプライアンス部門に相談するのも悪くはないでしょう。
ただし、きちんと対処してくれない相談相手であったり、LINEしてくる相手の方があなたよりも社内での立場が上であったりすると、今後あなたが働きづらくなるなど、デメリットも出てくる可能性があります。
とはいえ、ストレスを抱えながら就業し続けるのは仕事に対するモチベーション低下など、長期的に見てあなたにデメリットしか残りません。
相談先をよく吟味する、あるいは相手と絶縁するつもりで転職を検討するなど、自分の身を守る行動をとることをオススメします。