たとえ人としては合わなくても、なかなか関係を切れないママっていますよね。
子ども同士の仲が良かったり、頻繁に顔を合わせるご近所さんだったりと理由は様々だと思いますが、関係が悪化してしまった時に生まれるかもしれない悪影響が心配になるのは自然な感情でしょう。
ですが、やはり嫌な思いを抱えているのに、それに耐え続けるのは精神衛生上良くありません。
限界を感じたら上手に縁を切るというのもひとつの手段なのです。
そこで今回は、合わないママ友との上手な縁の切り方について解説していきたいと思います。
急に無視するのは悪手
どれだけ気が合わなかったとしても、急に無視したりする行為は悪手としか言いようがありません。大人として、付き合いのマナーとして、最低限挨拶するくらいはしましょう。
また、子どもの前で相手のことを悪くいう行為も控えましょう。子ども同士の会話の中で相手に伝わってしまう可能性もありますし、そもそも子どもは母親とは別の人間なのですから、子ども同士の友情を壊すようなことをしたり、口出しすることも厳禁です。
また、お礼や謝罪など、子どもを通じてであってもやらなければならないことは無視せず行ないましょう。
何も合わない相手とベッタリ付き合う必要はありませんが、面倒な付き合いを最低限におさめる程度にしておくべきであり、人としてのマナーを破るような絶縁に近い縁の切り方は避けるべきでしょう。
一番無難なのは距離を置くという方法
やはり一番無難なのは、相手と距離を置くという方法です。
もっと具体的に言えば、相手からの連絡や偶然会った時の挨拶などは当たり障りのない範囲で返し、誘いは断る。また自分からは誘わない、必要のない時は連絡しない、というやり方です。
やはり、合わない相手にイライラするのは親密に付き合っているから、というのが理由として大きいからです。
自分からは連絡したり会う約束をするようなことをせず、コンタクトは最低限に留め、お互いの関係を見つめ直すことで、ストレスも減りますし、適切な距離感を保つことができるはずです。
よそよそしくするだけで通じることもある
合わないと感じるママと距離を置いた後は、挨拶など、相手と接する時の言葉をすべて丁寧語にしてみるのも手です。
特にこれまで親密な会話をしていた間からであれば、この「よそよそしさ」が伝わり、距離を取りたがっていることを察してくれるはずです。
ただ、相手が勘のあまりよくない人の場合、この手では通じないかもしれないので注意が必要です。
また、この方法はある程度相手と距離を置いてから行うのもポイントです。
というのも、最初にこの方法を使ってしまうと、これまでとても仲が良かったのに、と相手を傷つけてしまう可能性が高いからです。
そして、突然の丁寧語に対して相手に「どうしたの?」と聞かれ、返答に窮してしまう危険性も高まります。
そのため、少し距離を置いてから、その上で相手にそれとなく勘づいてもらうために取る方法だ、ということを覚えておきましょう。
「しばらく忙しい」という王道手段も有効
相手に理由も告げずに距離を置いたり、急によそよそしくしてしまうことに抵抗がある人は、しばらく忙しいから、と伝える王道手段も有効でしょう。
忙しさを理由に、返信が難しい、一緒に出かけられない、と伝えるとともに、時間ができたらまたこちらから連絡します、と添えておくと良いでしょう。
縁を切るところまでは行かないまでも、お互いに距離を置くことが可能ですし、もし距離を置いてみて、やはり必要な付き合いだったと感じたら、復縁しやすいのもこの方法のメリットです。
まとめ
背景にどんな理由があったとしても、絶縁したい、と感じるほどの相手なら、よほど自分とは合わないママ友なのかもしれません。
ですが、一時の感情のままに縁を切ってしまっても、後でやはり必要な付き合いだったと悔いるケースも考えられます。
本当に縁を切るべき相手なのか、そうしても問題はないのか、よく考えて行動した方が良いでしょう。
また、今回紹介した方法については、集団で一人のママを排除するような使い方はしないでください。
あくまで、個人的に縁を切りたいと感じる相手と疎遠になる方法として捉えてくださいね。