友だちからの突然の絶縁!どうしたらいい?

特に喧嘩をしたというわけでもなく、これといった心当たりもないのに突然友だちから連絡を断たれてしまった。

このような事態に陥ると、知らないうちに何か失礼なこと、信頼を損なうようなことをしてしまったんじゃないかと理由を探そうとしたり、心配になったりしますよね。

こんな時、どうするのがベストなのでしょうか?

今回は友だちに突然絶縁されてしまった時の対処法について紹介していきたいと思います。

相手から理由を聞きだそうとするのは悪手

もちろん、友だちから連絡を断たれてしまった理由に心当たりがあるなら、そのことについて謝罪したり話し合ったりするというのは健全な選択肢でしょう。

ですが、もしあなたの側に特に思い当たる節がなく絶縁状態になってしまったなら、気に障ったことがあるなら教えて欲しい、と相手に馬鹿正直に問うのは、悪手ともいえます。

というのも、あなたの非について問うたところで、まず本心からの回答を返してくれることは期待できないからです。

もしかしたら女性同士なら、あなたのためを思って、と落ち度を指摘してくれることもあるかもしれません。

ですが、基本的に欠点を指摘する/される間柄となってしまえば、友人同士と言う本来同等である立場を失ってしまいます。

仮に、それでも相手が「じゃあ言わせてもらうけど……」と心中を吐露してくれたとして、多くの場合、そこで語られる本音を聞けた時点ですでに相手との関係は修復ができない状態まで壊れてしまっていることも多いのです。

そのような事態に陥っている相手と話し合えたとして、関係修復は見込めないと考えた方が良いでしょう。

こちらができることは一切ないともいえますし、絶縁されたことをなるべく気にしない、仕方ないものとしてやり過ごすのが現実的な対処法でもあるのです。

そもそも永遠に続く人間関係はレア

そもそも昔からの友情が何十年と続くことの方がレアです。

進学や就職、女性の場合は結婚や出産といったライフステージの変化によって友人と疎遠になってしまった経験をしたこともある人は多いのではないでしょうか。

自分としては何ら変わっていないつもりで、相手との友情はこれからも続くと考えていたとしても、相手も同じように思っているとは限らないからです。

特に若い頃は成功すればするほど、うまくいかなくなってしまう人間関係もあるのです。

役職や社会的な地位が上がれば、必要とされる人間としての信頼レベルもそれに応じて上がっていくものです。

社会的地位や成功とは少し違いますが、結婚や出産といったライフステージの変化によって、価値観や付き合う人たちが変わるといったケースもあるでしょう。

一方がどんどん変わっていくのに、もう一方が同じところに留まり続ければ信頼レベルや価値観などの差も開いてきますから、無理をして一緒に居続けてもお互いに不幸になるだけ、ともいえます。

関係を続けるためには、社会的地位やライフステージが変わっていった方が、留まり続ける相手のレベルに合わせるより他ないからです。

そうすれば自分のレベルを下げる必要が出てきますから、現在の新しい環境での人間・信頼関係を損なうことになってしまいます。

ですから、古い人間関係に固執せず、今の自分が前向きに過ごせる人と新たに関係を築いていくことに注力した方が賢明なのです。

もちろんそれでも関係が長く続く友人同士もいます。ですが、それは社会的成功や地位、ライフステージとは関係のない趣味などによって繋がっているケースくらいでしょう。

なお、ここまで書いた内容を踏まえて、古い人間関係を失うことを恐れる必要はないとわかったとしても、当然ですがあえて自ら絶縁宣言をする必要はありません。

普通に過ごしていれば、何年かしてお付き合いが復活する可能性もあるからです。というのも、中年以降くらいになってくると誰しも自身の限界が見えてきますから、誰が成功したとかしなかったとか、そうした細かいことを気にしなくなってきます。

友人のことを大切に思っているなら、そんな段階になった時に良い思い出と共に、また連絡を取ってみようかな、と感じてもらいたいですよね。

だからこそ、あえて「絶縁宣言」という形でマイナスのイメージを相手に植え付ける必要はないのです。

相手もそれをわかっているからこそ、あなたに絶縁宣言をすることなく離れていったのかもしれませんね。

最後に

もちろん、相手が絶縁に近い状態であなたとの連絡を断とうとする原因の全てが、嫉妬や、ライフステージの変化によるすれ違いによる者ではないでしょう。

自身の言動を省みて、失礼がなかったかどうか反省する必要はあるでしょう。

ですが、誰にでも好かれることも、誰とでもうまく付き合っていくことも難しい、というのもまた事実です。

だからこそ、古い人間関係の修復に注力するよりも、新しい友人関係を築いた方がいい時もある、と考えて前向きに歩む姿勢も大切なのです。

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